アッバス・キアロスタミ監督、エルマンノ・オルミ監督、ケン・ローチ監督。3人が作った映画。やっぱ好きやわー。あまりにも直球過ぎるかも知れんけど、正直めちゃめちゃ好きやわー。 

キアロスタミ作品は「桜桃の味」の語りがめっちゃ好き。（３部作どれも好き）エルマンノ・オルミ作品は「偽りの晩餐」の隠喩的で静的な映像から動的な感情が伝わる映像が好き。（もちろん聖なる酔っ払いの伝説も）ケン・ローチ作品は辛い。。。「SWEET SIXTEEN」 

でも共通して言えるのは、映像表現としての技法がこの人たちにとっての想いだったり感情だったりと、監督の脳みそからこぼれ落ちたものが技と言う形になって映像ができたというような感覚があるということ。 

冷めた味噌汁を見て何を感じるか。そのときの自分の前後の感情や経験、思い出。と、タイミング。味噌汁にプログラムされたものは何もなく、そういったもので新しい冠詞（日本語にしたときに感情的に使われるような）を見つけるというそんな当たり前のものをたまには感じたい。 

あ、あと「薬指の標本」も好き。